ログハウス協会 技術講習会行ってきました
2014/03/27高原都市開発
こんにちは野口 展孝です。 随分と暖かくなってきました。
昨日はログハウス協会が主催するログハウス技術講習会に行ってきました。 場所は花の東京は四ツ谷、大都会です。 午後1時からでしたので軽井沢駅から新幹線で約1時間半かけて行ってきました。
協会員と一般含め約100人ほど集まり、今後のログハウス発展のためのお話を聞かせていただきました。
興味がある内容として「丸太組工法3階建ての実現」とい講習内容ございました。軸組みでは3階建ては認められていますが丸太組みでの3階建てはまだ国から認められていないというのが実情です。そこで丸太組み工法でも3階建てを実現する先導事業として埼玉にあるフェニックスホームさんが入間の複合施設を計画予定していてその内容を講習にて聞かせていただきました。 通常の構造計算では許可が下りないということで限界耐力計算を用いて3階建てを実現しようとしております。
丸太組みの3階建ては実現なるのか!? フェニックスホームさんが率先してこの実現にむけて頑張っております。 期待しています!!
興味ある講習がもう1つありました。 低炭素住宅の認定基準をクリアーするログハウスの省エネ性能の検証という講習がありました。 国は低炭素住宅を進めるロードマップをつくり省エネ住宅の普及をはかっております。 ロードマップでは2020年では省エネ基準適合住宅の義務化になっていきます。 8地域に区分して外皮平均熱還流率UA値、外皮平均射熱取得率лA値の基準をクリアする住宅を作っていかなければなりません。 寒い地域に住んでいればいるほどログ建築の基準が厳しくなってきます。 昨日聞いた話では寒い地域(北海道や東北寒冷地)になってくると基準に適合するためには吹き込み用屋根断熱用ロックウール300mm!! ログフレーム厚134mm+ロックウール厚60mm!!床スタイロフォーム厚100mm!! いや〜この基準かなりシビアですね。 お金もかかりそうです! それ以外の地域ではログ厚134mmにて対応できるみたいですが、それでもコストがかかりますね。 全体的な数値ですので窓の断熱性能を高めたり、基礎部分の断熱を高めたりして屋根部分の断熱材の厚みを減らすとかできそうですが、いずれにしよ住宅を建てる基準も厳しくなってきそうです。
弊社では低炭素住宅にむけての用意は考えています。 昨年から代理店となっているタイトモールドという基礎断熱! 今現在検討している高性能木製窓の自社輸入等いろいろ用意しております。
というわけで講習は5時に終わり8時は帰宅できました。 軽井沢から車なのでお酒は飲めませんでしたが、キヨスクでビールとつまみ頼んでいる人が羨ましい今日このごろです。
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